このような現象は、そのほかのビジネスにも見られるという。吉川氏は、電子マネー、決済ビジネスなどをその例として挙げた。
「電子マネーのほとんどがFelica方式。性能はいいが、世界ではType AのPhilipsのMIFAREが伸びてきている。このままだとガラパゴス化する可能性がある」
決済ビジネスにおいては、China UnionPayが急成長している。2002年に中国人民銀行が中心となって政府主導で設立され、中国国内では12億枚を発行しているという巨大ブランドだ。膨大な中国の人口を背景に、今後クレジット決済のデファクトスタンダードになる可能性を秘めているが、現在の国内取扱店は7400店とまだ少ない。
中国などを含む「坂の中の雲」市場攻略の鍵は「グローバルな標準活動への積極的な関与」と「新興国の有力プレーヤーとのアライアンス」だという。しかもこれは早く動いたとところが勝ちやすい。
「スタンダードを取ることが大切なのは、何もITやエレクトロニクス分野に限ったことではない」
有害物質規制のRoHS指令、REACHプログラム、EurepGAPなど、EUのスタンダードがアジアに入り込んできている。そこに日本の影はない。「スタンダードへの積極的な関与が必要だろう」と、吉川氏は言う。
とはいえ、グローバル化が求められる中、若者ほど、海外勤務に抵抗感を持つ、保守化の傾向にあるという。「そこそこ豊かで、親も近くにいる。何で、新興国に行かなきゃならないのか。そう感じているのではないか」と、吉川氏は話す。
宋文洲氏が語る日中の違い「日本人は個人の自立が足りないよ」
「世界市場に目を向けろ」と財部誠一氏
2年ぶりに日本企業がトップ10入り――アジア太平洋のテクノロジー企業成長率ランキングCopyright© 2012 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
3月14日に国際CIO学会の新会長に就任した。すでに再任理事、監事に新任を加えて30人ぐらいの役員であるが、その中にCIO関連などICT団体を代表する方々が入っており、友人の教授からすごい組織になりましたね、と新会長就任のお祝いとと共に、組織の拡充を言われた。
昨晩、私が長年親しくさせてもらい、大変尊敬している外務省のSさんからお誘いをいただき、西麻布にあるフレンチレストランでITや教育、文芸などそれぞれの分野でご活躍の方々と楽しいひと時を過ごさせてもらいました。




