全社規模のノウハウ共有でシステム開発工数削減へ、住商情報システム

住商情報システムは、個人の知識・ノウハウ共有する全社情報共有基盤を構築。組織を超えた全社規模で共有して、同社の手掛けるシステム開発工数の削減を狙う。

» 2008年02月05日 16時26分 公開
[ITmedia]

 ITサービスを提供する住商情報システムは、個人の知識・ノウハウ共有する全社情報共有基盤を構築した。組織を超えた全社規模で共有して、同社が手掛けるシステム開発工数の削減を狙う。

 全社基盤として採用したのは、リアルコムの「REALCOM KnowledgeMarket」。200人規模の一部門で先行導入し効果を検証していたが、情報共有基盤によって組織を超えたノウハウ共有が活発化、問題解決までの時間が短縮され、結果としてシステム開発工数が削減につながることが分かったという。

 全社展開にあたっては、製品やソリューションごとの情報をコミュニティーポータルに集約し、技術分野や業務内容ごとにカテゴリを設置。担当者間のQ&Aやドキュメント共有、エキスパートのKnow-Who機能などを使って、同社約3000人で共有する。

 これにより、業務の品質・コスト・スピードの改善だけでなく、仲間意識や助け合いの風土の醸成なども狙う。

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