東京都民銀行楽天支店(楽天バンク@TTB)は、振り込め詐欺などの異常取引を発見するモニタリングソフトウェア「アカウントプロテクター」を導入した。同ソフトウェアを納入したNCEが3月3日に発表した。
アカウントプロテクターは、金融機関での犯罪実例を基に、偽造(盗難)キャッシュカード、不正振り込み、疑惑口座に関する取引を17の標準ルールでパターン化、異常取引を検知する。楽天バンク@TTBでは、これを利用して、偽造キャッシュカードによる被害の発生や振り込め詐欺などに同社の口座を利用されることを防ぐ。
NECによると、同ソフトウェアは最小限の変更で機能を付加できる外付けファイル転送方式を採用しており、既設の勘定系システムに影響されることなく導入できるという。楽天バンク@TTBはノンカスタマイズで適用しており、2カ月で導入を完了したという。
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