200台を71台に集約 大和証券グループ本社が複合機システムを刷新

大和証券グループ本社は、事業会社などの本社移転に伴い、約200台の複合機を71台に集約し、印刷効率を大幅に向上させた。

» 2008年05月20日 12時31分 公開
[ITmedia]

大和証券グループの持ち株会社である大和証券グループ本社は5月19日、スカイコムの印刷システム「ザ関所」を導入し、2007年12月から稼働を始めたと発表した。

 大和証券グループ本社や大和証券などの本社移転に伴い、グループ全体のセキュリティ強化とペーパレス化を目指し、ザ関所を採用した。約4500名が利用する約200台の複合機を71台に集約したことで、印刷効率を向上させた。

ICカードを用いて本人認証をした後、印刷物を出力する ICカードを用いて本人認証をした後、印刷物を出力する

 採用の決め手は、ICカードで本人認証をしてから印刷ができるため印刷物の放置や盗難を防げる点、空いている複合機を指定して印刷できる点、メーカーやプリンタの機種を問わずに使える点などが、他社製品より優れていたからという。

 ザ関所は、国内のあらゆる複合機での印刷に対応する印刷システム。ICカードを用いた本人認証や、印刷データをPDFに変えイメージログとして記録する機能を持つ。

 大和証券グループ本社は過去に1500台規模のシンクライアント端末を導入するなど、セキュリティ強化を進めている。

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