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» 2009年10月27日 07時45分 UPDATE

エグゼクティブのためのアンチエイジング:身体がしぼむのを防ぐ ―ホルモン年齢の評価― (1/2)

いくつになっても若さと健康を望む人は多いだろう。日々の暮らしのなかで今日から実践できる方法を紹介する。

[米井嘉一,ITmedia]

 老化に伴って身体内のホルモン分泌にはさまざまな変化が現れます。今回は若さと健康を保つための大事なホルモンをいくつか紹介しましょう。

睡眠を大切に

(1)成長ホルモンとIGF-I(インスリン様成長因子)

 下垂体で分泌される成長ホルモンは主に肝臓でIGF-I産生を刺激して、身体中の細胞や器官において成長ホルモンとしての作用を示します。成長ホルモンは、小児では骨や筋肉などの骨格と臓器、器官の発育に必須な大切なホルモンです。成人においても、エネルギー代謝、精神神経系の活動、タンパク質代謝、脂質代謝、免疫機能の維持に重要な働きをしています。

 成長ホルモン分泌やIGF-I産生が下がってくると、体脂肪の増加、筋肉重量の低下、骨密度の減少、気力や性欲の低下、コレステロール代謝の悪化、免疫能の低下、運動能力の低下、記憶力、認知機能の低下などが起こります。これでは生活の質(QOL)が低下してしまいます。わたしたちの調査ではエグゼクティブの方々の血中IGF-I値が同年代者に比べて2割近く高いことが分かっています。厳しいストレス社会を乗り切る秘訣(ひけつ)かもしれません。これからエグゼクティブを目指す方は、生活習慣を改善して、自分自身の成長ホルモン分泌とIGF-I産生を刺激しましょう。

 成長ホルモンは、睡眠中のもっとも眠りが深い時間に分泌されます。その分泌量は加齢とともに減少し、肝臓で産生されるIGF-I量も減ってきます。自分自身のホルモン分を促すコツは適度な運動、良質な睡眠、蛋白およびアミノ酸の摂取(目標は1日80g)を実践すること、そして運動不足、ストレス、睡眠不足、糖質の過剰摂取を避けることです(図1)

<strong>図1</strong>成長ホルモン・IGF-I分泌を刺激する因子と抑制する因子 図1成長ホルモン・IGF-I分泌を刺激する因子と抑制する因子
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