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» 2010年10月14日 13時13分 UPDATE

ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:一流の人たちがやっているシンプルな習慣 (1/2)

それは「小さな勇気」からはじまり、そして「地球一」をめざす。

[秋元征紘,ITmedia]

 この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。


ビジネス書の著者たちによる連載コーナー「ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術」のバックナンバーへ。


シフトした「経済大国」への期待

 2010年8月19日、中国が国内総生産(GDP)で日本を抜いて世界第2位になるとのニュースが海外メディアで大々的に報じられた。1967年に日本が当時の西ドイツを抜いてGDP世界第2位となって以来20数年、ついに「経済大国」への世界の期待は日本から中国へとシフトした。

 しかし今ここでわたしたちが真剣に考え、結論を出さなければならないのは次のことだと考える。つまりグローバルに、早いスピードでそしてダイナミックに変化し続けているこの地球で、そしてこの日本で、ビジネスに携わるわたしたちが「これからをどう考え、どう生きたらいいのか」という問いに、真摯にそして勇気を持って答えることである。この本を読まれる皆さまへのわたしのメッセージはこの一点に集中したつもりだ。

チャンスは自ら「創る」

 人生のチャンスは、誰かに「与えられる」ものではなく自ら「創る」ものだ。

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 かつて「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」とも呼ばれ「GDP世界1」の可能性への期待と束縛の下で、わたしたちは自分たちの夢のために、あるいは人生の志のためにこの小さな勇気を持つことから無意識に逃げて来たのかもしれない。

 過去40年ほどを振り返ってみると、「日本株式会社」と呼ばれた独特のシステムは80年代において、世界が驚くような画期的な経済の成功をもたらした。しかし、すべての優先順位が会社や組織のためにあって、わたしたちひとりひとりが世界に向けた夢や志を追い求めることを結果的に妨げてきたようにも思える。しかし今は違うのだ。

 そもそもよく考えてみると、かなり前からGDP世界1はアメリカではなくEUであり、日本はすでに3位だった。そして今や国民経済としてGDP世界1位を目指すこと自体いろいろな理由で目標となり得ない。

グローバルなチャンスの到来

 一方グローバリゼーションは個人や会社が仕事の上で国境を越えることをますます頻繁にし、そして成功の規模を飛躍的に大きくした。またそこにいたるスピードも速い。今や成功はグローバルな説得力のある志の有無と、絞り込まれた戦略を展開できる能力にかかっている。会社と個人は圧倒的に自由な環境で、大きな成功に向かって活躍できるようになったのだ。

 もちろんゲームのルールも変わりつつある。それはかつてと異なり、個人や会社が作った実態を国々の政府がフォローし調整を加える時代となった。そして多くの場合、いや何よりもまして、個人の能力が成否や勝敗を分ける。

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