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» 2010年12月22日 17時39分 UPDATE

海外ベストセラーに学ぶ、もう1つのビジネス視点:クライシス・コミュニケーション (1/3)

企業の危機は数え切れないほどさまざまな形で表れる、クライシス・コミュニケーション計画を事前に立てておくこと。

[エグゼクティブブックサマリー,ITmedia]
エグゼクティブブックサマリー

 この記事は、洋書配信サービス「エグゼクティブブックサマリー」から記事提供を受け、抜粋を掲載したものです。サービスを運営するストラテジィエレメントのコンサルタント、鬼塚俊宏氏が中心となり、独自の視点で解説します。

3分で分かる『クライシス・コミュニケーション』の要点

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  • 企業の危機は数え切れないほどさまざまな形で表れる
  • クライシス・コミュニケーション計画を事前に立てておくこと
  • 危機が発生した時、企業側の話をする際インターネットを活用すること
  • 災害が発生した時は迅速に情報公開すること。事実のみを述べ、憶測で発言しないこと
  • ウソをつかないこと。都合の悪い情報を隠したり誤魔化したりしないこと
  • 適切な広報担当者を選ぶこと。適切な訓練を受け信頼できる人物であることを確認すること
  • 上級管理者にメディアに露出するための訓練を受けさせること
  • 悪い知らせがある時は、メディアや競合会社が嗅ぎ付ける前に自分自身で公表すること
  • 顧客や従業員、利害関係者など中心的な関係者に焦点を当て、彼らにメッセージを送ること
  • 危機の中では好意的なイメージを世間に持たれることは重要である。事前にそのイメージを作り、クライシス・コミュニケーションを管理してそれを守ること

この要約書から学べること

  • 先を見越したクライシス・コミュニケーションの計画の立て方とは?
  • 危機的状況の中で記者会見に対応する方法とは?
  • 財政危機、環境問題、あるいは食品安全の危機における広報担当者の役割

本書の推薦コメント

 自社のテレビ広告に出演しているスポーツ選手が、もしスナックのテーブルの上で、裸で踊っている姿が夜のニュース番組で報道されたら? 企業の広報担当者は、いったいどのようにして危機が与える広報活動への影響を食い止め、企業およびブランドの存続性を維持するのでしょうか。今や企業にとって、こういった危機管理思考は必須です。常にさまざまな側面からリスク管理を行い、最も大きな損害となる危機的状況に備えておく必要があります。

 実際に危機的状況はさまざまな形で表れますが、対応次第では、逆に企業のプラスイメージを示す機会すら与えてくれます。何が起こるか予測不能な現在、企業は本書で言う「クライシス・コミュニケーション」をしっかりと社内に浸透させておく必要性があるのです。経営者や経営幹部の方、広報担当者は必読の1冊であると言えます。

 現在は順調に躍進を続けている企業でも、いずれは訪れる危機的状況を避けて通ることはできません。ですから、優れた企業ほどいつか訪れる危機への可能性を挙げて対応策を練り、誠実で素早い行動ができるように体制を整えているものです。この書で得ることができるのは、危機的状況への準備から実際の対応までの流れやポイントです。企業側が取るべき必須の行動を、消費者の立場もからめながら要点を押さえて整理しています。

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