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» 2011年07月28日 07時00分 UPDATE

ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:おさえておきたい世界標準の図解表現のルール (1/2)

数字を扱うすべてのビジネスパーソンにとって、グラフや図表は必須のスキルである。しかしこのように大変役立つツールだが体系立てて習う機会はあまりな、く見よう見まねで使っているという人がほとんどだ。

[村井 瑞枝,ITmedia]

この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。


図表の基本ルールを身につけよう

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 数字を扱うすべてのビジネスパーソンにとって、今やグラフや図表は必須のスキルです。図表は複雑なデータや情報をシンプルに、分かりやすく見せることができるため、プレゼン資料はもちろん、報告書を作成したり、企画を提案する際にも大変役立ちます。また、図表をうまく使いこなせるようになると、相手にポイントを効率よく伝えられ、各段に説得力が上がります。

 このように大変役立つツールでありながら、図表の使い方というのは、残念ながら、学校でも職場でも体系立てて習う機会はほとんどありません。なんとなく見よう見まねで使っている、という人がほとんどです。

ここで、簡単なテストをしてみましょう。あなたは次の3つのグラフの間違いがすぐ分かるでしょうか。

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 図1のグラフは、縦軸が3づつ増加しており、不自然な目盛になっています。本来は2や5、10といった区切りのよい数字を使い、読み手がデータを簡単に読み取れるようにするべきです。

 図2のグラフは、目盛が中途半端な数字から始まっています。棒グラフは、量や量の変化を表すときに使うグラフなので、軸の目盛は省略せず、かならずゼロから始めます。

 図3のグラフは、色を使いすぎて、かえって見にくくなっています。また、このような色の使い方だと白黒コピーにした時に色の差が分かりません。同じ種類の情報には同じ色を使い、強調したい部分には同系色で濃淡を変えた色を使います。

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 他にも沢山の種類のグラフや図表がありますが、それぞれどういう場面で使うべきなのかということをきちんと理解できている人は意外に少ないものです。こうしたルールを知らずに、取引先や海外のお客様に資料を見せると、自分自身が知らないところでミスをしてしまいます。だからこそ、基本ルールをおさえることで、どこにでも自信を持って出せる図表を書けるようにしたいものです。

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