人混みをかきわけ、出会いたい味「サロン・ド・ショコラ」タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2012年01月24日 08時03分 公開
[東谷彰子(タイムアウト東京),ITmedia]

 乾燥した日が続いたかと思えば、雪。本当に、寒くてまいってしまいます。私は、寒い冬、鞄のポケットに、とっておきのチョコレートをしのばせています。あぁ、寒い、冬なんて嫌と思った時、ぱくっと1粒口に入れると、温まる感じがするのです。

 とっておきと呼ぶにふさわしいチョコレートが集まる祭典「サロン・デュ・ショコラ」が1月25日から6日間開催されます。1995年にパリで始まり、日本では2003年から伊勢丹新宿店で開催されています。今年で10回目を迎え、10周年を記念したテーマは、「10Desires(10の願い)」。13カ国70以上のブランドが参加します。

 まず注目したいのは、日本初上陸のショコラトリー。フランスから「フィリップ・リゴロ」「アン・ディマンシュ・ア・パリ」「ベルナール・ロワゾー」の3店舗と、スイスから「クリストフ・ベルジュ」がやってきます。新しいものが大好きな女性にとっては、興味津々の4店舗です。「フィリップ・リゴロ」は、2010年フランス・アヌシーにオープンしたばかりの新店ですから、味わったことがある人はまだ少ないでしょう。

 そして、日本を愛するショコラティエ「フランソワ・プラリュ」と「フレデリック・カッセル」からは、日本のために作られたチョコレートが登場します。「フレデリック・カッセル」は、特に日本への愛情が深いショコラティエとして知られていますが、桜をモチーフにした新作チョコレートを発表。「日本が再び立ち上がれるように。桜咲く春がやってくるように」と願いが込められました。その思いを受け止めたいですね。

 今年も世界トップレベルのショコラティエ(チョコレート職人)、M.O.F(フランスの国家最優秀職人章)パティシエが多数来日、ますますパワーアップした内容です。世界の最新ショコラ、一流のショコラの素晴らしさを体感できる1年に1度のスペシャルイベントですから、大混雑が予想されます。こちらのページに、日本初上陸などを含め、注目の15ブランドをリストアップしてあります。予習は必須。人混みに飲まれないよう、ぜひ、お気に入りのブランド目指して出かけてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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