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» 2013年05月21日 08時00分 UPDATE

ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:忙しい経営者が、時間の余裕を作るための「ちょっとしたヒント」 (1/2)

限られた時間のなかで、どうやって時間を有効活用するか。7つの視点から時間の使い方を見直すことで、時間の効率化を意識する。

[内藤 忍,ITmedia]

 この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。


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 ビジネスが順調に成長すればするほど、経営者にとって重要になるのは時間の使い方です。1日が24時間平等に与えられているにも関わらず、「忙しい」「時間がない」と言っている経営者もいれば、余裕を持って仕事をこなし、プライベートを楽しんでいる人もいます。

130521book.jpg いつも忙しい 時間貧乏をやめる7つの方法

 わたしは、金融機関での25年以上の勤務の後、会社を立ち上げ、現在は独立して仕事をしています。会社勤務をしていた2005年から、本業の仕事のかたわら、書籍の執筆を始め、7年間に20冊以上の出版をしました。さらに当時から月間で20万PVを超えることもある個人の公式ブログ「Shinoby's World」を毎朝更新しており、ツイッター、フェイスブックでも情報を発信しています。さらに講演や講義も積極的に行なっており、朝7時から始まる「丸の内朝大学」の講師をしたり、早稲田大学のエクステンションセンターで資産運用について教えています。

 しかし、これだけいろいろなことをやっているからといって、睡眠時間を削って無理をしていたわけではありません。昔から朝型の生活スタイルなので、夜はどんなに遅くても12時までにはベッドに入るようにしています。睡眠時間は最低でも6時間は確保しないと、翌日の活動に影響が出てしまうからです。限られた時間のなかで、どうやって時間を有効活用するか。わたしは次のような7つの視点から時間の使い方を見直すことで、時間の効率化を意識しています。

1、ズラす

2、前倒しする

3、分解する

4、楽しむ

5、捨てる

6、買う

7、俯瞰する

 この中から、経営者、エグゼクティブの方の時間価値を高める方法をいくつか紹介します。

1、ズラす――世間一般のパターンにとらわれない

 人と同じ行動をすると、効率は下がります。ゴールデンウィークに休んだり、朝8時台の電車に乗ったり、12時からランチに行ったり。どれも他の人もやっていることですから、ストレスも時間もかかります。こんな行動を習慣的にやっているとしたら変えてみることです。

 例えば、ランチの時間を込んでいる12時〜1時からほんの少しでもズラすことができれば、それだけで時間に追われることがなくなります。あるいは通勤ラッシュの時間帯を避けて早めに会社に着くようにすれば、ラッシュが避けられるだけではなく、始業までの時間に静かな環境で集中して仕事をすることができ、1日のスタートを気持ち良く始められる。

 経営者の方は、時間の自由度が比較的高い訳ですから、このように他の人と時間をズラことで、余裕のある時間の過ごし方を実現することができます。生活のリズムをワンテンポずらせないか、すべての行動を見直してみる。そこから時間が生まれます。

2、前倒しする――「早いが価値の法則」を知る

 仕事には、サプライズが重要です。取引先や大切なお客様に驚きを提供することができれば、それによって信頼関係を深め、ビジネスを拡大するチャンスにすることができるのです。例えば、締め切りや納期があったら、期日より早く仕上げる。取引先への提案書を期限の2日前に送付したら?

 そのためには、例えば、1週間後の金曜日が締め切りという仕事があるとしたら、金曜日までにやればいいと考えるのではなく、「自分の締切」を作っておく。例えば2日前、すなわち水曜日を自分のなかでの締切と設定しておけば良いのです。

 仕事は前倒しにする。それによって、同じアウトプットでも仕事の価値を高めることができるのです。

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