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» 2015年12月17日 11時52分 UPDATE

インドネシアのタクシー大手2社、配車アプリ普及で業績に明暗 (1/2)

インドネシアはタクシー大手2社の業績が対照的だ。最大手のブルーバード・グループが利益を伸ばす一方、2位のエクスプレス・トランシド・ウタマは不調にあえいでいる。

[SankeiBiz]

 インドネシアはタクシー大手2社の業績が対照的だ。最大手のブルーバード・グループが利益を伸ばす一方、2位のエクスプレス・トランシド・ウタマは不調にあえいでいる。スマートフォンを利用した配車アプリによるサービスが急速に普及するなか、市場にも影響が表れはじめた格好だ。現地紙ジャカルタ・ポストなどが報じた。

 同国ではここ数年、配車アプリを通じて二輪タクシーサービスを提供する新業態が人気を集めている。マレーシア発祥でシンガポールやフィリピンなどでサービスを展開するグラブタクシーが二輪タクシーサービスのグラブバイクをスタートさせたほか、地場系で2010年に二輪タクシーサービスを開始したゴージェックも利用者を拡大中だ。

 これに対し、14年の保有台数が3万2500台でタクシー最大手のブルーバードは、今年1〜9月の売り上げが前年同期比16.3%増の4兆ルピア(約348億円)、最終利益が同13.5%増の8812億7000万ルピアだった。同社幹部は「客数も堅調だ。配車アプリを利用したサービスによる影響はない」と言い切り、今年の売り上げ目標5兆5600億ルピアの達成は確実と強気の姿勢をみせた。

 一方、新業態拡大の影響を被ったのが保有台数1万1240台で業界2位のエクスプレスだ。1〜9月の最終利益は115億ルピアとなり、前年同期比でおよそ9割減少。同社幹部は、車両維持費などコスト増が響いたこともあるが、配車アプリの影響も間違いなくあると分析した。

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