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» 2016年02月24日 10時32分 UPDATE

トヨタやホンダ、ロボット実用化へ事業育成 技術力で市場優位性狙う (1/2)

トヨタ自動車やホンダなど自動車大手が、人間の動きを模倣し、補うロボットの実用化に踏み出している。

[SankeiBiz]
160224sankei.jpg トヨタ自動車が開発する生活支援ロボット

 トヨタ自動車やホンダなど自動車大手が、人間の動きを模倣し、補うロボットの実用化に踏み出している。高齢化社会の加速を見据え、自動車に代わって移動や生活を助ける製品を開発。ITや通信会社の参入に対し、安全技術などで優位に立ち新事業として育成する。

 トヨタ自動車は2017年にも、介護・医療施設でリハビリに使うロボット「歩行練習アシスト」などを実用化する。下半身の麻痺(まひ)などに対し、脚部をつるすなど動きを助けて正しい歩き方に導く。14年から臨床研究用に約20機関に提供しているが、リースなどで本格的に展開する見込み。

 玉置章文パートナーロボット部長は「障害者や高齢者も含めて全ての人に移動の自由を支援したい」と話す。トヨタは1970〜80年代に工場で溶接や塗装などを行う産業用ロボットを開発。21世紀に入ると人間の「パートナー」をテーマとし、2005年の愛・地球博では二足歩行型などを発表した。

 開発を進める生活支援ロボットは高さ135センチの円柱型の胴体に約60センチの「腕」を備えた。タブレット端末で操作し、寝たきりの患者らの代わりにペットボトルなどを持ってくる。「ご飯を食べるなどいろいろな作業を要介護者が気軽にできるように性能を上げていきたい」(玉置氏)

 一方、ホンダは昨年11月、介護・医療施設向けに歩行に障害のある患者らを支援する「歩行アシスト」のリース契約を始めた。子会社の本田技術研究所の重見聡史執行役員は「人と共存して役に立つロボットの開発を目指し、積み上げた技術を応用した」と話す。

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