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» 2016年11月11日 10時32分 UPDATE

日本車 トランプ氏で戦略再考 北米市場で大手の大型車シフト相次ぐ (1/3)

自動車各社が主力の北米市場で、大型車に軸足を移している。

[SankeiBiz]

 自動車各社が主力の北米市場で、大型車に軸足を移している。原油安を背景にスポーツ用多目的車(SUV)やピックアップトラックなど「ライトトラック」と呼ばれる車種の人気が拡大しているためだ。石油輸出国機構(OPEC)の生産調整の難航で原油価格の低迷は続くとの見方もあり、セダンを得意とする日系メーカーは生産移管などで対応を急ぐ。さらに、米大統領選で、保護主義的な政策を掲げるトランプ氏が勝利したことを受け、改めて生産体制の見直しを迫られる可能性もありそうだ。

供給追い付かず

 ホンダは来年2月にも、メキシコでつくるSUV「CR-V」の生産を米インディアナ工場に移管する。現在は乗用車「シビック」のみをつくる同工場の年25万台の生産能力を一部振り向ける。米オハイオ州のイーストリバティ工場も、高級車ブランド「アキュラ」のSUV「MDX」の生産を始め、大型車へのシフトを鮮明にする。

 ライトトラックは米国市場全体のうち6割を占めるが、シビックが好調なホンダは現地販売の5割弱にとどまる。神子柴寿昭・北米地域本部長は「原油安が続けばライトトラック市場はもう少し伸びる。全体の能力は増やさないが、生産を振り分けて需要に対応したい」と話す。

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