ニュース
» 2016年11月15日 13時50分 UPDATE

ホンダ、ジェットエンジン部品を内製化 年内に工場拡張、外販も視野

ホンダは14日までに小型ジェット旅客機「ホンダジェット」のエンジン部品の生産を始めることを明らかにした。

[SankeiBiz]
小型ジェット機「ホンダジェット」のエンジンを手掛けるホンダエアロの生産現場=米ノースカロライナ州(会田聡撮影)

 ホンダは14日までに小型ジェット旅客機「ホンダジェット」のエンジン部品の生産を始めることを明らかにした。現在はすべて外注しているが、2100万ドル(約22億円)を投じて米国のエンジン生産拠点を増設。来年4月から一部部品を内製して品質向上やコスト低減など競争力強化につなげ、他の機体メーカーへのエンジン外販も視野に入れる。

 ホンダジェットは北米や欧州、中南米で販売し、受注はすでに100機を超えた。今年度の生産は月3機程度にとどまるが、来年度からは月4、5機に増やし、2019年度までに年80機のフル生産に入る計画だ。

 エンジンは、生産子会社ホンダエアロが、米ノースカロライナ州で年約100基(50機分)を組み立て生産する。現在は欧米メーカーの部品に依存するが、ホンダジェットの生産拡大に合わせて年内に工場を拡張。約100人の従業員も今後約30人増やし、構成部品約500点のうち、まず数点を内製して納期短縮も目指す。

 また、エンジン販売を手掛ける米ゼネラル・エレクトリック(GE)との合弁会社を通じ、ほかの機体メーカーにも採用を働きかける。ホンダエアロは年500基の生産能力があり、納入先を広げて収益改善につなげる。

 ホンダエアロの藁谷(わらがい)篤邦社長は11日、現地で日本の報道陣に「品質やコスト、納期を考え、重要な部品を内製化したい」と述べた。(バーリントン 会田聡)

Copyright (c) 2017 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

ピックアップコンテンツ

- PR -
世界基準と日本品質を極める Clients First with Innovation & Japan Quality

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆