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» 2017年01月27日 14時47分 UPDATE

リコーの新社長は熱血漢 20年前に現会長へ怒りのメール「現場のこと分かっていない」

リコーは26日、山下良則副社長が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。

[SankeiBiz]
記者会見後に写真撮影に応じる山下良則氏=26日、東京・大手町

 リコーは26日、山下良則副社長(59)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。三浦善司社長(67)は3月末に取締役を退任し、特別顧問に就任する。2017年度を起点とした新たな中期経営計画に向けて体制を刷新する。

 「明るくて、生意気。はっきりものを言って意思を伝える。しっかりとした経営者になる可能性があるとみてきた」

 近藤史朗会長からそう評され、次世代のトップ候補として期待されていた。英国の工場に勤務していた約20年前には、顧客へのサービスをめぐり、当時事業部長だった近藤氏に「現場のことが分かっていない」と怒りのメールを送ったという“熱血漢”だ。

 トップの重責を任され、「問題は、現場で起こっている。その答えも現場にある。これまで通り、現場を大切にする会社にしたい」と語る。

 昨年6月に副社長に就任した時点で、三浦社長から新たな中期経営計画の責任者に指名されていた。複合機市場が成熟し、収益力が伸び悩む中、「プリンティング事業を再構築し、技術を応用できる領域を広げていく」と攻めの姿勢を忘れない。

 英米に駐在時代はゴルフやスキューバダイビングに熱中していたが、昨年からは小唄を習い始め、「心の豊かさを得られる」と満足げに笑う。収益向上を実現して「うならせる」経営者になれるか注目される。(宇野貴文)

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