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» 2017年02月02日 12時20分 UPDATE

不動産各社がベンチャー支援強化 三菱地所、活動拠点移転で相乗効果狙う (1/3)

不動産各社が都内で、ベンチャーの支援策を強化している。

[SankeiBiz]
丸の内から移転し規模を大幅に拡大して1日から稼働したフィノラボ=東京・大手町

 不動産各社が都内で、ベンチャーの支援策を強化している。三菱地所は1日、IT技術を使った新たな金融サービスであるフィンテック企業の育成拠点を丸の内から大手町に移転。従来比で床面積を2.4倍に広げ、周辺の大手金融機関との協業を加速させる。日本土地建物(東京都千代田区)はベンチャーなどが集うオフィス空間を京橋で稼働しており、霞が関と青山にも今月中に開業する計画だ。

「日本の聖地」に

 三菱地所の拠点は「FINOLAB(フィノラボ)」で大手町ビルに移転した。電通などと共同で運営を行うフィノラボには大手金融機関やベンチャーなど約40社が常駐拠点を置き、連携を深めることで新たな金融サービスの開発につなげ「日本のフィンテックの聖地とする」(湯浅哲生・執行役常務)考えだ。

 三菱地所がフィンテック関連ベンチャーの誘致に力を入れる理由は、大手町・丸の内・有楽町の大丸有エリアには3大メガバンクが本社を置くほか、大手弁護士事務所や会計監査法人の拠点が集積するなど支援基盤に厚みがあるためだ。

 フィノラボにテナントとして入ることは、すでにブランド力や信頼度の向上にもつながっている。独自の生体認証技術を使った決済・認証サービスを手がけるリキッドは、この1年で社員が4人から30人に増えた。

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