ニュース
» 2017年04月11日 10時21分 UPDATE

ルネサス、自動運転にも注力 センサー・無線でM&A検討

自動運転の普及などで成長が見込める車載分野にも注力し、安全性などの向上に取り組む考えを示した。

[SankeiBiz]
呉文精(ルネサスエレクトロニクス株式会代表取締役社長兼CEO)合同インタビュー=10日午前、東京都江東区豊洲(宮川浩和撮影)

 半導体大手ルネサスエレクトロニクスの呉文精社長は10日、フジサンケイビジネスアイなどのインタビューに応じ、センサーや無線などの分野でM&A(企業の合併・買収)を検討していることを明らかにした。自動運転の普及などで成長が見込める車載分野にも注力し、安全性などの向上に取り組む考えを示した。

 呉社長は「半導体業界では合従連衡が進んでおり、安心はしていられない。収益は成長資金に使っていく」とし、M&Aを積極的に行う考えを強調。数十社の買収先の候補リストがあることを明らかにした。

 今年2月には、省電力技術に強みを持つ米半導体企業インターシルの買収が完了。「ルネサスの低消費電力マイコンとインターシルの効率的なパワーマネジメント技術を組み合わせ、製品を共同開発していく」とし、相乗効果に期待を寄せた。

 車載分野では、車の動きや情報を制御する半導体のマイコンなどを組み合わせたキットを作り、自動運転の実用化を目指す車メーカーや研究機関に販売。顧客を増やしている。

 自動運転技術についてはサイバー攻撃や機器の故障時に安全に停車できるようにするなど「安全性を高めたい」とし、低電力マイコンなどの技術を「エアコンなど民生品でも応用できるようにしたい」と述べた。

 半導体業界では、東芝がメモリー事業を分社化し、売却手続きを進めているが、新会社への出資などについては「当社との相乗効果が見込めないので、検討していない」と否定した。

Copyright (c) 2017 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.

「ITmedia エグゼクティブ」新規入会キャンペーン実施中!!  旅行券(5万円)をプレゼント!

「ITmedia エグゼクティブ」は上場企業および上場相当企業の課長職以上の方が約5500人参加している無料の会員制サービスです。
 会員の皆さまにご参加いただけるセミナーや勉強会などを通じた会員間の交流から「企業のあるべき姿」「企業の変革をつかさどるリーダーとしての役割」などを多角的に探っていきます。
 新規でご入会いただいた方の中から抽選でお1人さまに、JTB旅行券(5万円)をプレゼントします。初秋の旅で、日頃の疲れをいやしていただければと選びました。どうぞご応募ください。

ピックアップコンテンツ

- PR -
世界基準と日本品質を極める Clients First with Innovation & Japan Quality

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆