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» 2017年04月28日 10時52分 UPDATE

アジア攻める動画配信の巨人 ネットフリックス、日中戦略が試金石 (1/4)

インターネット動画配信で世界最大手の米ネットフリックスがアジアで攻勢を強めている。

[SankeiBiz]

 インターネット動画配信で世界最大手の米ネットフリックスがアジアで攻勢を強めている。日本でのサービス開始に続き、巨大市場になる可能性を秘める中国にも“悲願”の進出を果たす。世界で会員が1億人を突破した動画配信の巨人の動向に注目が集まるが、「壁」も立ちはだかる。

 「日本進出はアジア戦略のあくまで橋頭堡(ほ)。その先の狙いは中国だ」

 2015年に日本上陸を果たし、動画配信の「黒船」とネットフリックスが騒がれた際、親しい在京キー局関係者がささやいた“予言”は正しかった。

 ネットフリックスは25日、中国の動画配信サービス最大手「愛奇芸」と提携し、中国でのコンテンツ配信を始めると発表した。

 同社は本国の米国で会員の伸びが鈍化。そこで積極的な拡大戦略をとり、190以上の国・地域でサービスを展開しているが、中国は「空白地帯」だった。13億人以上の人口を抱える中国への進出はまさに同社の“悲願”。さらに市場の関心を集めたのが、愛奇芸の親会社が中国ネット検索大手の「百度(バイドゥ)」であること。ネットフリックスとしては愛奇芸との提携を通じ、百度とのパイプをも築き、中国でのビジネス拡大を視野に入れていることがうかがえる。

 「今後2年間で、サービスを提供する国を200カ国まで拡大する」

 ネットフリックスが投資家向け書簡で、“世界制覇”を宣言したのは2015年1月。その中核となるのが、最重要市場の1つと位置付けるアジア、特に未開拓の日本の攻略だ。

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