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» 2017年07月06日 10時43分 UPDATE

日本企業の海外M&A、過去最高更新 1〜6月期 業容拡大の意欲反映

人口減などで国内市場が先細りとなる中、日本企業は海外M&Aの積極化で業容拡大を図っている。

[SankeiBiz]

 日本企業による海外企業を対象としたM&A(合併・買収)が今年1〜6月期に312件と、過去最高だった前年同期の307件から5件増え、同時期としては2年連続で最高を更新したことが5日、M&A助言のレコフ(東京)の調べで分かった。人口減などで国内市場が先細りとなる中、海外M&Aの積極化で業容拡大を図っている。

 相手先の企業を地域別でみると、北米が前年同期比8件減の106件、アジアが2件増の102件、欧州が14件増の77件、その他が3件減の27件となった。

 一方、今年1〜6月期の海外M&Aの金額は3兆7020億円で、前年同期から倍増し、同時期としては2015年、06年に続く過去3番目となった。

 武田薬品工業による米製薬会社アリアド・ファーマシューティカルズの買収(約6300億円)など、1000億円を超す大型案件が前年同期より多かったことが寄与した。

 今年1〜6月期は前年同期と比べ、4月後半以降に円安ドル高基調となり、海外M&Aには逆風となった側面もある。それでも件数が過去最高を更新し、金額も高水準となったことは、日本企業の海外強化への意欲の強さの表れといえる。

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