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» 2017年07月10日 11時44分 UPDATE

「壊し屋」アマゾン ホールフーズ買収の衝撃 (4/5)

[産経新聞]
産経新聞

 2つ目の理由は、膨大な顧客情報の数理的な解析に向かない店舗型ビジネスに対する見切りだ。購買データを供給網管理や販促に活用する「ビッグデータ」、自動的に顧客選好を分析・営業に活用する「人工知能(AI)」、顧客同士が情報を交換できる「シェアリング・エコノミー」。これは、現代のネット事業で成功する「3原則」である。

 ホールフーズはネット販売企業と組んだが、身売りでうまくいっていないことが分かった。店舗型を運営する非IT企業の文化に「3原則」の精神が流れていないことが再認識されたのだ。

 アマゾンはホールフーズを現金で買うので、株式交換ほど費用削減と言った相乗効果を必要としていない。無人店舗を模索しているアマゾンだが、ホールフーズでは「クビ切り」を予定しないそうだ。

 しかし、供給元から需要先までホールフーズのあらゆるデータを取り込み、ホールフーズ本体とバッティングをしても、アマゾンは食品のネット販売を拡大するだろう。

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