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» 2017年07月13日 11時02分 UPDATE

トヨタ、AI強化に113億円 米子会社通じベンチャー投資 (1/2)

トヨタ自動車やホンダなど国内大手自動車が、人工知能の開発強化に向けた投資戦略を矢継ぎ早に打ち出している。

[SankeiBiz]

 トヨタ自動車やホンダなど国内大手自動車が、人工知能(AI)の開発強化に向けた投資戦略を矢継ぎ早に打ち出している。自動運転やロボットなどの成長分野で優位性を保つには、性能を左右するAIの技術基盤を早期に確立することが欠かせないとの判断からだ。

人工知能巡る自動車各社の動き

 トヨタは12日、米国でAIの研究開発などを担う子会社トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)を通じ、ベンチャー企業に計1億ドル(約113億円)を投資するファンドを設立すると発表した。AI関連などに強い有望なベンチャー企業を囲い込む。

 トヨタは近年、自動運転やロボットの頭脳になるAIの開発に積極投資。昨年、TRIを設立したのもそのためで、最高経営責任者(CEO)には、米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)でロボット研究を統括していたことで知られるギル・プラット氏を招いた。トヨタはTRIを通じ、設立5年で10億ドルを投資する計画を打ち出しており、今回のベンチャー投資も枠組みの一環だ。

 自動運転などの先端技術分野は、ITなどの異業種やベンチャー企業の参入で国際競争が激化の一途。トヨタの豊田章男社長は、今年6月の株主総会で現状に強い危機感を示した上で、競争力強化に向け「企業の合併・買収(M&A)も含めてあらゆる選択肢を検討する」と述べた。まずはAIなどに技術を持つベンチャー企業に対する出資で方針を具現化させる。

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