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» 2017年07月18日 11時09分 UPDATE

LINE、育つか投資の果実 上場から1年、株価は初値を2割下回る (1/2)

無料対話アプリのLINEが東京証券取引所に上場して、15日で1年がたつ。成長期待は高いが足元の業績は振るわず、株価は、大型案件として注目を集めた上場日の初値を2割下回る。

[SankeiBiz]
LINEの出沢剛社長。AIに注力する方針を鮮明にしている=東京都内

 無料対話アプリのLINE(ライン)が東京証券取引所に上場して、15日で1年がたつ。成長期待は高いが足元の業績は振るわず、株価は、大型案件として注目を集めた上場日の初値を2割下回る。利益を圧迫している先行投資が実を結ぶかが今後の焦点で、14日に予約販売を始めた人工知能(AI)スピーカーの成否も鍵を握る。

 LINEは昨年7月、東証1部とニューヨーク証券取引所に上場。東証での初値は、公開価格3300円を大きく上回る4900円と好スタートを切った。ただ、その後は主に4000円を挟んだ値動きで、14日の終値は3875円。株価純資産倍率(PBR)などの投資指標でみると低水準とはいえないが、右肩上がりの上昇とはほど遠い。初値からの下落率は20.9%だ。

 4月26日に発表した2017年1〜3月期連結決算は、営業利益が前年同期比24.6%減の40億円。翌日の株価は約10%下落するなど、株式市場に失望感が広がった。利益を圧迫したのは、格安スマートフォン事業や動画配信事業などへの投資。SMBC日興証券の前田栄二シニアアナリストは「LINEは成長への意欲が強く、先行投資のアクセルを緩めていない」と指摘する。投資の成果が決算内容に反映されていくかどうかが、株価動向を決めそうだ。

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