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» 2017年07月27日 13時35分 UPDATE

伊藤園 異業種交流の場「茶ッカソン」 「茶の教え」ヒントに課題解決 (1/2)

茶ッカソンは、さまざまな企業や職種の人々が集い、つながる交流の場。参加者が一堂に会すると、まずはお茶と座禅を通して自分を無にする。

[SankeiBiz]

 「無は全てを包みこむ。ゆえに万能である」。これは日本の明治時代以降の美術概念に大きな影響を及ぼした思想家、岡倉天心の著書『茶の本』の一節だ。大手飲料メーカー、伊藤園広告宣伝部デジタルコミュニケーション室の角野賢一氏は、この“教え”をヒントに盛り上がりを見せつつあるアイデアソン「茶ッカソン」を立案。このイベントを通じ、社会課題の解決などに挑戦しはじめている。

座禅通して心を無に

茶ッカソンの仕掛け人である伊藤園広告宣伝部デジタルコミュニケーション室の角野賢一氏

 茶ッカソンは、さまざまな企業や職種の人々が集い、つながる交流の場。参加者が一堂に会すると、まずはお茶と座禅を通して自分を無にする。頭を一度空っぽにし、新しいものを受け入れる準備をする。こうして感覚を研ぎ澄まし、斬新なアイデアを生み出しやすくする。

 アイデアだけでなく、一連の過程で生まれる気づきそのものが貴重だという。「お茶を通して広がるコミュニティーに期待しつつ、ムーブメントを巻き起こせたら……」(角野氏)という活動でもある。

 実際に、この取り組みはさまざまなものを生み出している。

 SNS(会員制交流サイト)に投稿した写真をプリントアウトできるサービス「SnSnap」は、参加者同士が意気投合して起業した結果生まれた。会にゲスト参加した音楽家が会場の様子に感化されたことにより、テーマ曲も出来上がった。

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