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» 2017年08月07日 10時00分 UPDATE

挑み続けるリクルート ── そのサービスを支える、柔軟、セキュアで持続可能なアプリケーション基盤

企業が生き残るためにはデジタル化とグローバル化が欠かせない。ネットへと主戦場を移してきたリクルートのビジネスでは、アプリケーションをどれだけ安全かつ安定的に配備できるかが成否のカギを握る。

[PR/ITmedia]
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 企業を取り巻くビジネス環境において、デジタル化とグローバル化が加速している現在、アプリケーションをどれだけ安全かつ安定的に配備できるかがカギとなる。さまざまな事業領域における進化とチャレンジに、F5のソリューションを選択した、リクルートテクノロジーズ 執行役員 CTO(Chief Technology Officer)である米谷修氏にF5ネットワークスジャパンの古舘正清社長が話を聞いた。

紙からネットへ転換、さらにグローバル化と新規事業へ

古舘 リクルートグループのビジネスモデルは、生活者と産業界のマッチング、出会いですが、環境に応じて、その仕掛けは常に進化を遂げてきています。リクルートグループを取り巻くビジネス環境と注力エリアは何でしょう。

リクルートテクノロジーズ 執行役員 CTO(Chief Technology Officer) 米谷修氏

米谷 IT化とグローバル化がますます加速する現在、リクルートグループにおいても、あらゆる事業領域で、さらなる進化やチャレンジが必要です。具体的には、グローバル市場における事業の強化、新たな成長分野の創出です。グローバル事業は、すでにリクルートグループ全体の売り上げの数十%を占めており、今後もさらに拡大していきたいと考えています。中でも、グローバル転職・求人情報検索オンラインの「indeed(インディード)」が急成長しており、2020年には人材領域でグローバルナンバーワンを目指しています。

 一方、新たな成長分野の創出については、無料のPOSレジアプリ「Airレジ(エアレジ)」やサロン管理システム「SALON BOARD(サロンボード)」、オンライン学習サービス「スタディサプリ」などが急成長しています。これまでの広告を中心としたビジネスモデルに加え、顧客のビジネスプロセスを改善するところまでビジネス領域を拡大してきています。

古舘 ビジネス領域の拡大に伴い、リクルートテクノロジーズの役割も変化してきたのでしょうか。

F5ネットワークスジャパン 古舘正清社長

米谷 もともと、リクルートテクノロジーズはITとネットマーケティングの領域における専門力、およびイノベーション力を生かして、リクルートグループのビジネスを進化させることを事業の目的としています。「IT・マーケティングソリューション」と「ビジネス視点のITマネジメント」の観点から、リクルートグループが展開するサービスを、横断的に支援するソリューションを提供し続けています。

 リクルートグループでは、2000年前後を境に紙媒体を中心としたビジネスモデルからネット媒体へと急ピッチでシフトしてきました。提供サービスがネット環境へとシフトしたことに伴い、ITの重要性が高まりました。IT活用においても、単純にアプリケーションを開発するだけでなく、企業全体としてIT化に総合的に取り組む必要がありました。品質向上のためにビッグデータを活用したり、個人情報を保護するためのセキュリティを強化したり。このビジネスモデルの変更により、ネットマーケティングやIT化のコストが、営業コストを逆転したほどです。

 同時に、トラフィックも、単位時間あたりのトランザクション量も急激に増加し、この状況に対応するために、F5のソリューションを採用しました。さまざまな機器を比較検討しましたが、単純なロードバランシングだけでなく、L4からL7までのアプリケーション・デリバリ・コントローラー(ADC)で、あれだけの性能を発揮できるのはなかなかありませんでした。

古舘 ありがとうございます。リクルートグループで提供するサービスの中で、最も負荷の厳しいサービスは何でしょうか。

米谷 最もアクセス数が多いのは、就職活動の解禁日のリクナビです。解禁日の就活サイトオープンから数時間で一斉に大量のエントリーがあり、いかにシステムを止めないかが経営課題になっています。リクナビでは、これまでにいくつものADCを導入してきましたが、ここ数年はF5以外の機器は使っていません。

リクルートが必要とする性能を発揮できるのがF5の技術

古舘 リクナビ同様、アプリケーションサービスが安全に、優れたパフォーマンスで、安定して提供されることが、多くのビジネスの成功要件になりつつあります。具体的に、F5のテクノロジーをどのようにご利用いただいていますか?

米谷 リクルートグループ向けのセルフサービス型プライベートクラウドRAFTEL Fleetの構築に、F5 BIG-IP仮想アプライアンス(BIG-IP VE)を採用しています。RAFTEL Fleetでは、BIG-IP VEを導入したことで、仮想サーバのデプロイから通信要件の追加、新規のBIG-IPバーチャルサーバの追加とサーバプールへの組み込みまでの作業を数分で実行できる環境を実現可能にしました。これによって、ビジネスチャンスを逃さない高い俊敏性をプライベートクラウドで実現しています。

 RAFTEL Fleetは、プライベートクラウド「RAFTEL Standard」がベースとなっていて、その第1世代からVIPRIONやBIG-IPを採用してきました。多くのサービスは、ピーク時に必要な性能を予測することが困難です。この状況がVIPRION採用に至りました。VIPRIONは、必要に応じて、柔軟に性能を増やしたり、減らしたりできるので、導入しやすく、またサービスの拡大に合わせてブレードの抜き差しでスケールできるため、投資効率が高いと言えます。

 また、1つの技術で、小規模なシステムから大規模なシステムまで対応できることもF5を採用した理由の1つです。システム担当者は、なるべく少ない技術でシステムを統合管理したいと考えています。F5であれば、リクナビのような大規模なサービスから、社内のVDI環境、セルフサービス型のプライベートクラウドまで、1つのテクノロジーでサポートできます。

古舘 現在、企業のITインフラでは、ハイブリッドクラウド環境の構築が増えていることから、アプライアンスとソフトウェアを適材適所で選択できるソリューションが求められています。1つの技術に統一することで、ITインフラの管理性が向上するほか、アプリケーションのポータビリティの向上も期待できます。

 また、企業がアプリケーションをクラウドに移行することを躊躇(ちゅうちょ)する理由の1つにセキュリティ対策があります。オンプレミスとクラウドで、別々のセキュリティソリューションを導入すると、導入コストも管理コストも高額になってしまいますが、F5のソリューションであれば、オンプレミスとクラウドでセキュリティポリシーを標準化できるので、オンプレミスからクラウドに、安心して移行できます。

米谷  今後の展望としては、もしロードバランサが故障するとサービス全体が止まってしまうため、ADCなどのインフラを支えるアプライアンスはさらに重要な位置付けになります。現在、アクティブ・スタンバイの冗長構成にしていますが、将来的には、サーバやストレージ、データベースなどのようにN+1構成にしたいと考えています。BIG-IPもN+1構成に対応していると伺っているので、今後 増々F5には期待しています。

古舘 こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。本日はありがとうございました


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提供:F5ネットワークスジャパン合同会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エグゼクティブ編集部/掲載内容有効期限:2017年9月10日

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