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» 2017年08月23日 09時45分 公開

商用車も運転支援に広がり 三菱ふそう、後付け型システム発売

自動車の運転支援技術の導入が、トラックやバスなどの商用車にも広がっている。

[SankeiBiz]
車両前方にモービルアイの運転支援システムを搭載して走行したイメージ(ジャパン・トゥエンティワン提供)

 自動車の運転支援技術の導入がトラックやバスなどの商用車にも広がっている。三菱ふそうトラック・バスは、米インテル傘下で画像認識用半導体を手掛けるモービルアイ(イスラエル)が開発した後付け型の運転支援システムを純正部品として発売した。

 モービルアイの運転支援システムは、車両のフロントガラスに取り付けられたカメラが前方の車両や歩行者、車線などを検知。警報を鳴らし、ドライバーに注意を促す。

 三菱ふそう以外のメーカーの車両への搭載も可能で、国内で年間約2000台を販売する計画だ。

 国内でモービルアイの販売代理業務を担当し、三菱ふそうと提携するジャパン・トゥエンティワン(愛知県豊橋市)の佐藤元気執行役員は22日の会見で「乗用車と比べ、商用車は(運転支援の)成長余地がまだまだある」と指摘した。

 商用車をめぐっては、昨年1月に大学生ら15人が死亡した長野県軽井沢町のスキーバス転落事故などを契機に、貸し切りバス業者には安全対策の強化が求められている。

 三菱ふそうは後付け型システムの提供で、新車だけでなく、販売済みの車向けの安全対策も支援し、事故回避につなげる狙いだ。

 商用車の運転支援では、日野自動車といすゞ自動車も複数のトラックが通信しながら隊列を組み、高速道路などを自動で運転する技術を開発中。「周辺の車への安全面の影響についても既に検討を始めている」(日野の下義生社長)といい、ドライバー不足に悩む物流業界への貢献が期待されている。

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