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» 2017年10月11日 09時34分 公開

高島屋とJフロント業績好調 再び勢いづく訪日客など追い風

昨年後半から再び勢いづいた訪日客需要や、株高の恩恵を受けた富裕層の購買需要に支えられ、足元の業績はいずれも好調だ。

[SankeiBiz]

 高島屋は10日、2018年2月期の通期業績予想を上方修正し、売上高に当たる営業収益が当初予想から80億円上振れして、9510億円(前期比3%増)に膨らむ見通しだと発表した。大丸松坂屋百貨店やパルコを傘下に持つJ.フロントリテイリングも、同じく30億円高い4720億円(4.3%増)へ修正。昨年後半から再び勢いづいた訪日客需要や、株高の恩恵を受けた富裕層の購買需要に支えられ、足元の業績はいずれも好調だ。

 高島屋が同日発表した8月中間決算は売上高が前年同期比2.2%増の4529億円、営業利益が0.8%増の138億円。免税売上高が226億円と約5割伸び、増収増益を牽引(けんいん)した。

 タカシマヤタイムズスクエア(東京都渋谷区)にニトリが入るなど百貨店と専門店の一体化も奏功。通期最終利益は10.2%増、230億円を見込む。また、日本橋店(東京都中央区)周辺の再開発に関し、専門店を集める新館など4館体制の「日本橋高島屋ショッピングセンター」を来年9月に開くと発表した。

 一方、Jフロントの中間決算は売上高が6%増の2345億円、営業利益24.1%増の266億円。4月開業の商業施設ギンザシックス(同)が好調だった。通期では、松坂屋上野店の南館(東京都台東区)を建て替え11月開業する上野フロンティアタワーも寄与し、最終利益285億円(5.4%増)を見込む。

 山本良一社長は「19年10月の消費税率引き上げに向け、訪日客の需要はますます重要」と語り、囲い込みを強化する考えを示した。

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