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» 2017年10月30日 10時26分 公開

東京モーターショー ベンチャーも存在感 衝突回避の車いすやEV出展

人工知能やIoTを駆使した自動運転技術に関心が集まる中、ベンチャー企業も参加し、「近未来のクルマ社会」を来場者に印象づけている。

[SankeiBiz]
京大発EVベンチャー、GLMが開発した「トミーカイラZZ」に取り付けられた日信工業のブレーキ部品(赤い部分)=東京都江東区の東京ビッグサイト

 11月5日まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれている東京モーターショー。人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)を駆使した自動運転技術に関心が集まる中、ベンチャー企業も参加し、「近未来のクルマ社会」を来場者に印象づけている。

 米車いすベンチャーのWHILL(ウィル)は、パナソニックと共同開発中の次期モデルで自動走行・隊列走行機能を搭載した「ネクスト」を出展した。

 ネクストは、本体にパナソニックが開発した位置計測センサーなどを駆使した衝突回避技術を搭載。障害物を察知すると自動で減速し、さらに進むと足元にあるランプが赤く点滅し、停止する。

 羽田空港などで実証実験を行い、「飲み物の自動販売機まで手が届かない」といった声が寄せられたため、障害物から減速・停止が必要な距離を10センチ〜1メートルの間で自由に設定できるようにした。開発に携わったパナソニックロボティクス推進室の北沢一麿氏は「2020年の東京五輪・パラリンピックに間に合わせたい」と話した。

 ブレーキ部品大手の日信工業のブースには、京都大学発電気自動車(EV)ベンチャー、GLM(京都市左京区)が開発したスポーツカータイプEV「トミーカイラZZ」が展示されている。日信工業が開発した高性能部品でブレーキパッドを制御する「6ポットブレーキキャリパー」が取り付けられている。

 ブレーキキャリパーは、一般的なボルトで組み合わせる分割式ではなく、アルミの鋳造モノブロック(一体構造)を採用することで、高剛性化と小型軽量化を図っている。

 日信工業は、GLMのEV開発に早くから参加。栃木県那須塩原市の走行試験場に試作車を持ち込み、さまざまなブレーキ部品を取り付けながら走行試験を繰り返してきた。

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