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» 2017年12月06日 14時42分 公開

荷物専用バッグで再配達解消 リバースN51、初年度30万個販売目標 (1/2)

人手不足が進む中、不在などによる再配達の増加が社会問題化していることから、運送会社の要望を受けて開発した。

[SankeiBiz]
ドアノブや窓枠にワイヤを掛けられなくても専用ドアポスト用フックを使えば盗難を防げる

 潜在的な需要がある商品などの企画開発コンサルティングを手掛けるリバースN51は、宅配便の届け先が不在のとき荷物を収納して玄関先に置くことができる専用バッグを来年2月に発売する。人手不足が進む中、不在などによる再配達の増加が社会問題化していることから、運送会社の要望を受けて開発した。再配達をなくすことで配達員の負担軽減と、業務効率化による事業者の収益増を狙う。初年度は30万個、次年度は100万個の販売を目指す。

玄関先に設置

 荷物収納専用バッグ「セグリー」は、素材にテントや工事現場の養生シートなどに使われる「ターポリン」を採用。耐水性に優れ丈夫なため、雨の日でも収納された荷物をぬらすことがない。使用時は荷物を入れて開口部をマジックテープで密閉し、ドアノブや窓枠にワイヤでつないでダイヤル式の鍵を掛けることで盗難を防ぐ。荷物を受け取った人は、不在票に記載された暗証番号を入力して取り出す。バッグは玄関先に置いておけば、運送会社が回収する。

 再配達が多く困っているという相談を運送会社から受けて開発した。宅配便は、Eコマース(電子商取引)の普及で仕事量が急増している。そのうえ1人暮らし世帯が増えた影響などで、約3割は再配達されているといわれ、運送会社の大きな負担となっている。昨年、荷物を配達員がたたきつける動画が話題になり、深刻な社会問題として認識されるようになった。

 コインロッカー型宅配ボックスの設置によって、再配達を解消しようという動きもある。しかし、集合住宅の場合、世帯数に比べて数が足りないためすべてを収納しきれない。設置するスペースや費用の問題もあり、普及率は1%未満にすぎない。

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