セブン−イレブン・ジャパンは6日、再生可能エネルギーの利用拡大へ向け、日本で初めて路面型太陽光発電パネルを導入した次世代型店舗を東京都内で公開した。商品陳列棚をスライド式にするなどし、店員の作業効率も向上。「環境保護や働き方改革といった社会課題に正面から取り組みたい」(古屋一樹社長)として、全国約2万店に順次広げる方針だ。
同店舗は、本社併設の千代田二番町店を改装した。環境負荷低減▽働きやすさ▽店の快適性−の観点から38社の58技術を採用。環境関連では、仏コラスの路面型太陽光パネルや岩谷産業の水素燃料電池などを使い、外部調達する電力量を2013年度比で28%削減できるという。
働きやすさの面では、既存の陳列棚をスライド可能にする岡村製作所などの部品を採用。レジ袋を取り出すと同時に袋の口が開く仕組みのコクヨ製ホルダーも導入した。
商品整理・清掃・レジ袋詰めの作業時間が現在の1日当たり15.7時間から10.2時間に短縮されるという。
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