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» 2017年12月19日 11時07分 公開

トヨタ、全車種に電動モデル設定 パナと協業でVWに対抗「パズルのピース埋まった」 (1/2)

エンジン車のみの車種がなくなり、電動車シフトが鮮明になる。

[SankeiBiz]

電池研究など1.5兆円

トヨタのConcept−愛i

 トヨタ自動車は18日、2025年頃までに世界で販売する全車種にハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など電動モデルを設定すると発表した。エンジン車のみの車種がなくなり、電動車シフトが鮮明になる。まだ本格的な市販車を投入していないEVも、20年代前半に中国、日本、インド、米国、欧州で10車種以上を発売する。パナソニックとの協業で電池の安定供給にめどをつけ、世界最大手を競い合う独フォルクスワーゲン(VW)などに対抗する。

 「電池という(パズルの)ピースが埋まり、電動化へのアクセルを思い切り踏めるようになった」

 トヨタの寺師茂樹副社長は18日、東京都内で開いた説明会で電動車戦略を加速する考えを示した。トヨタはHV「プリウス」で培ったモーターやインバーターの技術をEVなど他の電動車に応用できると強調してきた。ただ、EVの電池は低速時だけ使うHVと必要な性能は大きく異なり、例えば日産のEV「リーフ」に搭載されている電池の容量は、プリウスの約50倍。「EVを100万台つくるには、HVを数千万台つくる電池の容量が必要」(寺師氏)なことがハードルになっていた。

 しかし、パナソニックとの協業により、高性能電池の安定供給について一定のめどが立った。協業について両社は13日、「可能性を検討」としていたが、トヨタのこの日の説明では「内容を検討」と前進。寺師氏は「白地図はできており、これからは色を塗っていく作業を始める」と話した。

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