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» 2017年12月20日 10時37分 公開

30年のIoT世界市場規模404兆円 JEITA見通し 16年の2倍

政府は人工知能やロボットなどの先端技術を経済成長の起爆剤とする「第4次産業革命」の推進に力を入れている。

[SankeiBiz]

 電子情報技術産業協会(JEITA)は19日、「IoT(モノのインターネット)」の世界市場規模が2016年の194兆円から30年に約2倍の404兆円に拡大するとの見通しを明らかにした。

 政府は人工知能(AI)やロボットなどの先端技術を経済成長の起爆剤とする「第4次産業革命」の推進に力を入れている。その中で、あらゆるモノがインターネットにつながるIoTはAIと並ぶ重要技術に位置付けられており、JEITAは各種機器のIoT化率が30年には86%に達すると予測。国内の市場規模も16年の11.1兆円から30年には19.7兆円に達するとした。

 分野別では介護・医療分野へのIoTの導入拡大が見込まれ、30年の世界市場規模は22.3兆円になる見通し。少子高齢化の進展を受け、IoTとセンサー機器などを組み合わせた高齢者見守りサービスや介護ロボットなどの活用が広まるとみられる。

 電機各社は既に市場拡大を見込んでIoTへの取り組みを強化しており、パナソニックはエアコンの稼働状況とセンサーでとらえた室内の人の動きをネット経由で管理して見守るサービスの拡販に注力。富士通も同様のサービスを開発している。

 一方、日立製作所は顧客企業から生産や物流のデータを集め、AIの解析を加えて業務の効率化を指南する事業などを展開。IoT関連事業の売り上げ規模を17年3月期の約9000億円から19年3月期には1兆500億円に伸ばす計画だ。

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