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» 2018年01月16日 10時48分 公開

平成世代、芽吹く“ソニー魂” 社内ベンチャーで事業化続々「次の柱育てる」 (1/2)

ソニーがイノベーション創出に向け社内ベンチャーを次々に誕生させている。

[SankeiBiz]
社内研修でウェナリストの試作品をつくったソニーの対馬哲平統括課長=東京都港区

 ソニーがイノベーション(技術革新)創出に向け社内ベンチャーを次々に誕生させている。平井一夫社長の直轄組織が進める社内横断プロジェクトで、平成元年生まれの課長らが開発した新型端末など既に13件が事業化された。業績は回復してきたものの大ヒット商品に欠けるソニー。新陳代謝の加速で第二の「ウォークマン」誕生に期待がかかる。

 ソニー本社で12月に行われたウエアラブル端末「ウェナリスト」発表会。28歳で事業責任者を任される対馬哲平統括課長が壇上で新製品をアピールした。腕時計のバンド部分にセンサーなどを内蔵し電話の着信通知や電子決済の機能を搭載。ソニーのお家芸といえる小型端末だが、その出自は従来の事業部ではなく横断プロジェクト「シード・アクセラレーション・プログラム(SAP)」だ。

 対馬氏は入社直後の社内研修で試作品をつくり、始まったばかりのSAPに応募。試行錯誤の末にオーディションを突破しネット上で資金を募るクラウドファンディングで1億円以上を集め事業化に道を開いた。先の発表会では早くも第2弾が公開され、まさに社内ベンチャーの期待の星だ。

 SAPには2014年4月から17年3月までに約1600人から約600件の事業アイデアが寄せられた。計9回のオーディションをくぐり抜け、ウェナリスト含め13件が事業化された。

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