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» 2018年01月29日 10時50分 公開

JR東、省エネ型散水消雪設備制御システム 温水の熱源機出力を任意調整 (1/3)

鉄道事業者や高速道路会社が降雪対策でも環境負荷低減に向けた取り組みを強めている。

[SankeiBiz]
JR東日本が開発した散水消雪設備用の熱源機(同社提供)

 鉄道事業者や高速道路会社が降雪対策でも環境負荷低減に向けた取り組みを強めている。JR東日本は新幹線の高架に温水をまいて積雪を防止する際のエネルギー効率を高める省エネ型散水消雪設備制御システムの開発に成功、豪雪地帯を運行する上越新幹線の一部で採用した。同社によると、同システムの導入により、従来に比べ二酸化炭素(CO2)排出量の10%削減効果が期待できるという。

 JR東日本が取り組んだのは、新幹線の散水消雪設備の省エネ化だ。同設備は河川などから取り入れた水を温めて、新幹線の高架上にスプリンクラーで散水して積雪を防止するもの。雪を溶かすには水温を8〜12度程度まで温める必要があり、同社はこれを熱源機で温めていた。

余熱も有効活用

 現在、上毛高原駅(群馬県)−新潟駅(新潟市)の32カ所の消雪基地のうち29カ所で熱源機が稼働しており、2016年度は熱源機の稼働のため約7000キロリットルの灯油を消費した。

 折しもJR東日本は、16年11月に策定した「技術革新中長期ビジョン」に基づき、「エネルギー・環境」の分野において省エネ技術の実現に向けた研究開発を推進していた。

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