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» 2018年03月02日 10時56分 公開

インドネシア、ネット利用者が1.4億人超 17年は7.9%増

インドネシアは、インターネット利用者の増加が続いている。

[SankeiBiz]

 インドネシアは、インターネット利用者の増加が続いている。インドネシア・インターネット・サービス・プロバイダー協会(APJII)の調査によると、2017年末の利用者数は1億4326万人となり、前年から7.9%増加した。ただ、増加の勢いは16年の20.4%増から減速している。APJIIは地方のインフラ整備が課題だと指摘した。現地紙ジャカルタ・ポストなどが報じた。

 17年のネット利用者増を受け、同国の総人口に対するネット普及率は55%となった。全国6地域の普及率は、ジャワが58.1%、スマトラが19.1%、カリマンタンが8.0%、スラウェシが6.7%、バリおよびヌサ・トゥンガラが5.6%、マルクおよびパプアが2.5%で、依然として地域格差が大きい。

 APJIIは増加ペースの減速について、都市部の利用者が飽和状態に近づいたことと、地方部、特に東部の通信インフラ整備が遅れていることが原因と分析した。APJII幹部は「インフラの発達した都市部では光ファイバーの利用が一般的になったが、地方では状況が異なる」と述べ、通信衛星の活用などが必要との認識を示した。

 同調査では、13歳以上のネット利用者2500人に対し、接続手段や利用目的などに関する聞き取りも行った。接続手段では、44.2%が携帯端末のみ、39.3%が携帯端末とパソコンの併用と答えた一方、パソコンのみと答えた利用者は4.5%にとどまった。

 また、利用目的(複数回答)は89.4%がチャット、87.1%がソーシャルメディア、72.8%が画像検索、70.2%が動画ダウンロードなどと答えた。利用者の年齢構成は13〜18歳が75.5%と、若年層中心なのが特徴だ。

 同国政府は、利用者増を再加速させるため、高速通信網の整備に注力する。06年に策定した2兆7000億ルピア(約208億円)規模の「パラパ・リング計画」に基づき1万1000キロの海底ケーブル敷設に取り組んでいるほか、新たな通信衛星の打ち上げも予定しており、19年中に全国展開を完了できるとしている。(シンガポール支局)

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