OKな横丁で飲むタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2018年03月20日 07時13分 公開

 新旧が混在する赤羽は、昭和の雰囲気が残る商店街や、新しいショッピングセンターなどがあり、生活に便利な街です。今回紹介するOK横丁は、赤羽の一番街を入って左手にある、100メートルほどの路地。名前の由来は「何でも飲み食いできる(OKな)横丁」という説もあります。ここでは、20年以上営業する老舗から、2017年12月にオープンしたばかりの新店まで、OK横丁でぜひ訪ねてほしい店を厳選して紹介します。

名物店主のワニダが経営するタイ料理バー

 「ワニダ2」は、名物店主のワニダが経営するタイ料理バー。赤羽では11年、OK横丁に場所を移してからは3年目のバーです。清野とおるによる、赤羽の変わった名所を紹介する漫画「ウヒョッ! 東京都北区赤羽」で話題になり、ドラマ化もされたため、店主に一目会いたいと多くの客が訪れています。しかし、店には鍵が掛かっており、鋭いバウンサーでもあるワニダに認められなければ、いくら席に余裕があったとしても入店できません。常連客によると、「小窓からのぞくワニダの目をそらさないことがコツ」だそうです。バーということでフード類はつまみ程度ですが、味はどれも本格的。店主のお薦めメニューは、「タイカレー そうめん付き」(1000円)です。

家にいるような落ち着きを得られる

 OK横丁で20年間営むスナック「小樽」。小樽という店名は、店長の母が北海道の小樽出身であることから名付けられました。名前に引かれて訪れる、北海道出身の客も多いそうです。店に入れば、マスターと女性の店員が温かく迎えてくれ、家にいるような落ち着きを得られます。料理は全て自家製で、店主のお薦めは「飲茶明太」(650円)。同店は、1000円のチャージ制となっており、お通しも含まれています。

スペックは驚くほど高いもの

 「vivo daily stand 赤羽店」は、2017年12月にOK横丁の奥地にオープンした、スタンディングのワインバー。5人も入れば満員になってしまうバーなのですが、そのスペックは驚くほど高いもの。フードは、店主お薦めの「キャロットラベ」(400円)をはじめ、チーズやパテなどの簡単なつまみ類から、鴨のスモークなどの肉を使ったものまで、常に10品以上をそろえます。週に2品替わるので、毎日でも通いたくなりますね。エスプレッソやカフェラテ、アフォガードなどのコーヒーメニューもあり、横丁で夜にコーヒーが飲める唯一の場所ともなっています。

 その他の詳しい情報は「横丁を歩く:第1回 赤羽OK横丁」で紹介しています。OK横丁周辺には、明店街やシルクロードなどの商店街もあり、こちらも古くからの名店ぞろいです。赤羽は、飲み歩いて楽しみましょう。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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