ニュース
» 2018年04月17日 12時58分 公開

東レ、超薄型の太陽電池開発 スマートウエアに最適、100度でも劣化せず

東レは16日、理化学研究所などと、耐熱性を大幅に高めた超薄型の有機太陽電池を開発したと発表した。

[SankeiBiz]
東レなどが開発した有機太陽電池

 東レは16日、理化学研究所などと、耐熱性を大幅に高めた超薄型の有機太陽電池を開発したと発表した。アイロンで熱して布地に貼り付けられるため、衣服にセンサー機能などを付加した「スマートウエア」の電源に最適という。東レなどでは、さらに問題点の洗い出しなどを進め、2020年代前半に実用化したい考えだ。

 開発した電池は、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換するのに欠かせない半導体素子の素材に、東レが開発したポリマーを採用。基板材料も変更し、表面を覆う封止材は二重構造にした。これにより100度の高温で熱しても素子は劣化せず、変換効率はほとんど低下しないという。また、大気中で80日間保管した場合も、変換効率の低下は従来の半分を大幅に下回る20%に抑えられる。

 一方、エネルギー変換効率は10%を確保。厚さはわずか3マイクロメートルしかないという。

 スマートウエアは心拍数を計測する目的などで実用化され始めている。ただ、ボタン電池を電源に使うとかさばるほか、頻繁な交換も必要なため、太陽電池の利用が模索されている。

Copyright (c) 2018 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

ピックアップコンテンツ

- PR -
世界基準と日本品質を極める Clients First with Innovation & Japan Quality

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆