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» 2018年04月26日 11時07分 公開

三菱ふそう、3D技術で車両デザイン 「ホロレンズ」導入、効率化 (1/2)

商用車のデザイン部門に取り入れる。親会社の独ダイムラーやグループ各社と連携するデザイン業務にも生かし、競合メーカーとの差別化につなげたい考えだ。

[SankeiBiz]
ディスプレーと同じトラックの3次元映像をゴーグル型端末「ホロレンズ」で確認する三菱ふそうトラック・バスの社員=25日、東京都港区

 三菱ふそうトラック・バス(川崎市)は25日、目の前に広がる現実の風景に架空の3次元(3D)映像を重ねて表示するゴーグル型端末「ホロレンズ」を今年度末までに導入すると発表した。商用車のデザイン部門に取り入れる。親会社の独ダイムラーやグループ各社と連携するデザイン業務にも生かし、競合メーカーとの差別化につなげたい考えだ。

 三菱ふそうは東京都内で同日開いたIT戦略の説明会で、ホロレンズの導入方針を打ち出した。ルッツ・ベック最高情報責任者(CIO)は「世界に分散しているダイムラーグループのデザイナーがホロレンズを通じて連携する展開も考えられる」と述べた。

 ホロレンズは米マイクロソフトが開発した複合現実(MR)用端末。三菱ふそうは本社や研究開発などの機能を集約した新社屋を川崎市内に12月末までに建設する。そのデザイン部門がホロレンズを利用する。

 現在の車両開発では、デザイナーが思い描く車両イメージを特殊な粘土「クレイ」を削って再現。その後も設計者らと議論を重ねて微調整を延々と繰り返すため、デザイン業務の効率化が課題となっていた。三菱ふそうは、ホロレンズの導入を機にクレイモデルの作成を省くなど、デザイン工程の効率向上や短縮化を実現する方針だ。

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