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» 2018年06月08日 10時48分 公開

転職市場、崩れた“年齢の壁” 50歳以上を積極採用、能力重視進む (3/4)

[SankeiBiz]

新卒と同じ売り手

 最近の転職環境については、公益財団法人「産業雇用安定センター」の藤井礼一事務局長も「ミドル、シニアの定年後も働き続けたいという意欲の一方で、受け入れ企業も増えている。新卒と同じ売り手市場の感じ」と話す。

 同センターは、日本経団連の会員企業など約7000社が賛助会員で、企業が自社の早期退職者や定年後の再雇用希望者を登録。賛助会員企業からの出向者が中心のスタッフが直接面談し、実務経験やネットワークを生かして受け入れ企業を決める。

 大手電機メーカーの工場閉鎖に伴い、50代の社員10人が登録した案件では、複数の社員が一緒に他業種企業に転職し、この電機メーカーの受け入れ先として定着した例もある。


働き方改革推進、生産性向上も期待

 2017年度は8606件の仲介が成立(成立率69.5%)し、このうち50歳以上が54.1%を占めた。50歳以上の割合は10年度の33.3%から大きく上昇、14年度に40%を超え、17年度に初めて50%台に乗った。

 企業にとって、シニアの雇用は「若手の人材が確保できないから」という消極的雇用ではなく、優先的、戦略的な雇用に転じつつあり、他の人材サービス大手も事業を強化している。

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