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» 2018年07月04日 11時45分 公開

「キャッシュレス決済」加速へ産学官連携組織発足 五輪へ向けて巻き返し (3/3)

[SankeiBiz]
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QRコード規格統一

 こうした中での協議会の発足は、“オールジャパン”での巻き返しが狙いで、QRコードの規格統一はその初手となる。

 QRコードを使った決済サービスは、無料通信アプリ大手、LINE(ライン)の「ラインペイ」やNTTドコモの「d払い」など企業がそれぞれ動いているが、異なる技術仕様が乱立すると決済が煩雑化し、普及の妨げになるため、まずは同じQRコードで決済できるようにする。

 協議会に先駆け、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の大手3行はQRコードの規格統一で合意済みだ。低金利による収益悪化にあえぐ銀行はATMや店舗網の維持が負担になっており、キャッシュレスを推進したいのが本音。IT企業や携帯電話会社などと一緒に規格づくりができれば「オールジャパンを打ち出し、加盟店も獲得しやすくなる」(銀行関係者)と期待する。

 ただ、協議会に参加する個々のメンバーで、キャッシュレス決済の導入の狙いやサービス戦略は異なる。それだけに利害関係や主導権争いを乗り越え、キャッシュレスの普及推進で真に一枚岩になれるか。消費者や店舗からみてメリットがある利用者本位の仕組みの構築が焦点になる。(米沢文、万福博之)

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