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» 2018年09月14日 10時37分 公開

宇宙基地建設材料“地産地消”で製造 大林組、JAXAが方法開発

月や火星への無人・有人探査の機運が高まる中、同社は現地の資源を使って基地建設の材料を製造する“地産地消”で、地球からロケットで資材を運搬するのにかかる莫大なコストの低減を目指す。

[SankeiBiz]
※画像はイメージです(Getty Images)

 大林組は12日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で月や火星で容易に入手可能な土や鉱物などの原料を利用したブロック型の建設材料の製造方法を開発した、と発表した。

 月や火星への無人・有人探査の機運が高まる中、同社は現地の資源を使って基地建設の材料を製造する“地産地消”で、地球からロケットで資材を運搬するのにかかる莫大(ばくだい)なコストの低減を目指す。

 同社は、JAXAから提供された月の模擬表土などを用いて、1100度以上のマイクロ波で加熱したり、常温で高い圧力をかけるコールドプレスという技法を活用したりした試作物を製造。さらに、電子顕微鏡での表面観察や圧縮試験などによる強度確認を実施し、月や火星でもレンガやコンクリート相当の強度があると確認した。

 同社は今後、ブロックの大型化や品質の安定など実用化に向けた改良を行うとともに、地上での応用も検討する。

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