江戸っ子になるタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2018年09月19日 08時12分 公開

 高級日本料理の代表格というイメージが強いすしですが、もともと握りずしは、せっかちな江戸っ子のために生まれた屋台の味。当時のファストフードといえる存在でした。現在では回転ずしという選択肢もありますが、今回は本来の姿に立ち返り、東京のおいしい立ち食いずしを紹介します。

世田谷の閑静な住宅街で上質なすしを味わえる

 世田谷の閑静な住宅街で上質なすしを味わえる「すし勝」。経堂駅近くのにぎやかな商店街沿いにある立ち食いすし店で、新鮮かつ上質な海鮮を使ったすしを非常にリーズナブやルな値段で味わうことができます。木製の台で提供されるすしは、100〜300円。通常よりも脂の乗ったマグロの赤身は、ぜひお薦めしたい一品です。一度に8〜10人ほどまでしか入れないため、職人や地元の人々と酒を片手に会話を交わしやすいのもうれしいところ。ただし、店の外では常に次の客が待っているので、長居は無用です。

店内は落ち着いた雰囲気

 五反田ヒルズにある「すし処 都々井」は、立ち食いずしというスタイルからは想像できないほど本格的なすしを食べられる1軒です。すしは80円〜。約40種類のネタに加え、旬のネタも用意されています。セットメニューは「にぎり」(900円)、「上にぎり」(1400円)、「特上にぎり」(1800円)の3つ。いずれも、すし9貫のメニューですが、特上になるにつれてネタの内容がレベルアップしていくシステムです。店内は落ち着いた雰囲気で、立ち食いではありますが、ゆったりと食事を楽しめます。

全国から直送された約50種類のネタを1貫から

 御徒町の「まぐろ人 御徒町出張所」では、全国から直送された約50種類のネタを1貫から握ってもらえます。お薦めは、店名の通りマグロ。赤身は170円、中トロは260円、大トロは290円で食べられます。大トロは、口に入れればすぐ溶けてしまうほどの一品。良質な脂なので、後味もすっきりです。

 その他の詳しい情報は「東京、立ち食いすし10選」で紹介しています。一人でも気軽に立ち寄れる店ばかりなので、急にすしが食べたくなったときに駆け込んでみてはいかがでしょう。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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