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» 2019年01月30日 13時01分 公開

熊谷組などJAXAと共同研究 月面での運搬システム開発

山林で切り出した木材の運搬を効率的に行える新たな技術を平成32年3月末までに開発し、JAXAがその研究成果を踏まえ、月面での構造物の運搬に有用なシステムの開発を目指す。

[産経新聞]
産経新聞

 熊谷組や住友林業などは29日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同研究契約したと発表した。山林で切り出した木材の運搬を効率的に行える新たな技術を平成32年3月末までに開発し、JAXAがその研究成果を踏まえ、月面での構造物の運搬に有用なシステムの開発を目指す。

月面での架線集材システムの運搬イメージ

 共同研究のテーマは、宇宙探査への応用と地上での技術創出を目的とした「JAXA宇宙探査イノベーションハブ」の研究提案募集で採択された。両社に加えて光洋機械産業(大阪市中央区)と加藤製作所が参画した。

 4社共同で研究を進めていくのは、ロープウエーのように空中に仮設のワイヤロープを張り、木材を安全につるして集積場まで運搬する「架線集材」システムの効率化。現在、巻き上げる役割を果たすウインチの動力はエンジンによる手動運転だが、無人化施工技術を取り入れることで電動化を図り、遠隔操作を可能とする。その上で自動運転の実現を目指す。これによって人員の削減と「全体的な時間の短縮につなげていく」(熊谷組の北原成郎ICT推進室長)考えだ。

 JAXAとの共同研究ではシステムの自動化の特性を生かし、月面でも構造物や資材の運搬、設置などを効率的に行えるシステムの開発につなげていく。

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