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» 2019年03月14日 19時01分 公開

アサヒ、AIで飲料生産を調整 IBMと試験運用 夏にも本格稼働

実績を積み上げながら課題も検証し、今夏の本格稼働を目指す。

[SankeiBiz]
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アサヒ飲料群馬配送センターに保管されている在庫商品=群馬県館林市(同社提供)

 アサヒグループホールディングス(HD)は13日、日本IBMと共同で、人工知能(AI)を活用してカルピスウォーターなど飲料の生産調整を行う試験運用を始めた。実績を積み上げながら課題も検証し、今夏の本格稼働を目指す。

 アサヒグループHDによると、需要予測に合わせて生産量を決める飲料は、天候などさまざまな要因に左右されやすく、生産後も売れずに残る「長期在庫」の圧縮が課題だ。

 今回、アサヒグループHDは日本IBMと共同で、人手に代わりAIによる生産量の予測システムを開発。過去の業務や在庫実績、出荷数量などのデータをAIに学習させたうえで、季節や天候、トレンドの変化などを考慮して需要に見合う生産量をはじき出す仕組みにした。最終的な生産量の判断は人が行うようになっている。

 アサヒグループHDが昨年9月に行った実証実験では、人手に頼るよりも長期在庫の圧縮が可能となり、コスト削減効果が約2億円に上ることが判明。このため今年1月からアサヒ飲料の5工場などでテスト運用を開始。7月には約700種類の全ての飲料の生産量予測をAIシステムに担わせる方向だ。

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飲料 | IBM | 人工知能 | カルピス


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