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» 2019年05月10日 12時15分 公開

熱弁1時間半、「もう1回髪の毛が生えてきそうなくらい興奮」 (1/2)

ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は9日、決算会見を開き、約1時間半にわたり、強気の“孫正義節”を繰り広げた。

[産経新聞]
産経新聞

 ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は9日、決算会見を開き、約1時間半にわたり、強気の“孫正義節”を繰り広げた。主な発言は以下の通り。


 「世界の時価総額のトップ10の7社はインターネット関連。その中でソフトバンクははるかに小さな存在で、経営者として恥ずかしく、多くの方に申し訳ない」

【ソフトバンクグループ(SoftBank Group)決算発表】プレゼンテーションをする孫正義会長兼社長=9日午後、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)

 会見冒頭は一見して弱気の“謝罪”から始まった。ただ、それはこれまでの実績や今後の成長への自信の裏返しで、この後に広げる大風呂敷への前振りでしかなかった。 

 「全部『誤差』ということになる」

 保有株式の価値上昇が反映されない売上高や、逆に一時的な損益が大きく反映される営業利益では本来の会社の価値を表さないとする。今後も現在の成長率がかすむほどの大幅な成長が見込めると豪語した。

 「23=27−4」

 会社の価値については、保有株式から純負債を差し引いたものと定義する。保有株式が27兆円、純負債は4兆円で、差し引きが23兆円と説明。それを発行株数で割った1株当たりの株主価値を最大化する考えを強調した。

 「われわれの価値はインターネットトラフィックに比例する」

 1株当たりの株主価値は2万1688円になるという。人工知能(AI)の活用で、ビッグデータのやりとりなどで通信量の増加が見込まれる中で、独自の成長理論を展開した。

 「私はナンバー2は嫌いだ。性格的に。やるからには必ずナンバー1になる」

 続いて運用額10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」の投資方針を説明。投資先が約80社に上ったことを明かした。SBG株主に直接帰属する利益と成果報酬を合わせて(利回りは)62%に達するとしている。

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