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» 2019年05月31日 10時43分 公開

事故時に自動通報、自動車各社が相次ぎシステム対応 救命率向上へ  (1/2)

交通事故を起こした車から自動送信されるデータを分析し、救急車やドクターヘリの早期出動を要請するシステムが、事故による死者を減らす新たな取り組みとして注目されている。

[産経新聞]
産経新聞

 交通事故を起こした車から自動送信されるデータを分析し、救急車やドクターヘリの早期出動を要請するシステムが、事故による死者を減らす新たな取り組みとして注目されている。対応車種はこれまで高級車が中心だったが、参加メーカーが増え、小型車や軽自動車にも広がってきた。また、データから事故の重大性を推定し、出動や受け入れ態勢整備の迅速化につなげるコンピューターによる計算方法「アルゴリズム」の標準化を目指す動きも本格化している。

千葉県内での救急自動通報システムの実働訓練。車からの事故情報に基づき日本医科大学千葉北総病院の医師らがドクターヘリで現場に駆けつけた(救急ヘリ病院ネットワーク提供)

 マツダは今月、全面改良して発売した主力小型車「マツダ3」で、同社として初めて救急自動通報システム「Dコールネット」に対応し、8月末から所有者にサービスを提供する。このシステムは昨年6月から、救急医療の普及を目指す認定NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク(ヘムネット)」(東京)やトヨタ自動車、ホンダなどによって運用されてきた。

 3月下旬に日産自動車、マツダ、SUBARU(スバル)が参画。運用開始当初の対応は高価格帯の車が目立っていたが、日産は軽自動車「デイズ」のオプションとして設定した。ヘムネットの石川博敏理事は「システムを救命率向上や後遺症軽減につなげるためには、対応車種の拡大が必要だ」と指摘する。

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