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» 2019年07月02日 10時20分 公開

工場内に水素ステーション トヨタ 燃料電池フォークリフト導入拡大

トヨタ自動車は太陽光発電の電力を活用し、水素を製造・貯蔵・供給できる小型の水電解式水素発生充填装置「SimpleFuel」を元町工場(愛知県豊田市)に導入した。

[SankeiBiz]
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 トヨタ自動車は太陽光発電の電力を活用し、水素を製造・貯蔵・供給できる小型の水電解式水素発生充填(じゅうてん)装置「SimpleFuel(シンプルフューエル)」を元町工場(愛知県豊田市)に導入した。同社が2015年に公表した環境目標「トヨタ環境チャレンジ2050」の一つである「工場CO2ゼロチャレンジ」の実現に向けた取り組みの一環。

水素ステーション「SimpleFuel(シンプルフューエル)」の内部構造(トヨタ自動車提供)

 シンプルフューエルは工場敷地内にある太陽光で発電した電力を利用して、水の電気分解により低炭素水素を製造し、さらに圧縮・蓄圧した上で、燃料電池(FC)フォークリフトに充填するまでの工程を一貫して対応できる水素ステーション。水素の製造量は最大99Nm3/日(約8.8kg/日)で、FCフォークリフト7台〜8台分の充填ができる。

 元町工場では、FCフォークリフトの導入拡大に伴い、18年3月に水素ステーションを稼働した。今後の水素の需要増を見据えて、シンプルフューエルの活用により、供給面での対応を図り、元町工場におけるCO2(二酸化炭素)排出量の削減につなげる。

 同社は工場でのCO2排出量削減に向けて、現在使用しているエンジン式フォークリフトをFCフォークリフトに置き換えていく計画だ。元町工場で、豊田自動織機製のFCフォークリフトを17年に2台、18年に20台導入した。今年は環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(再エネ水素を活用した社会インフラの低炭素化促進事業)」を活用し、「シンプルフューエル」を導入したほか、FCフォークリフトを50台追加した。

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