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» 2019年08月08日 10時13分 公開

島村琢哉AGC社長「新社名浸透、社員の士気向上も」

ユニークな素材を供給するメーカーで、ガラスだけではない点をアピール

[産経新聞]
産経新聞

 ――旭硝子からAGCに社名を変更して7月1日で1年がたった

 「準備自体はずっと前からしていて、約12年前には関係会社の社名にAGCをつけていた。変更は(AGCという)世界共通ブランドを導入する取り組みの総仕上げとの位置付けだ」

島村琢哉AGC社長

 ――変更の動機は

 「当社はガラスメーカーのイメージが強いが、ひと口にガラスといっても製造しているのは建築用や自動車用などさまざまだ。ガラス以外にもカセイソーダや塩化ビニール樹脂といった化学品を製造し、医薬品の開発・製造受託も手掛けている。ユニークな素材を供給するメーカーというのが自分たちの意識だ。ガラスだけではない点をアピールしたかった」

 ――新社名の浸透ぶりは

 「宣伝効果で徐々に浸透しており、(顧客の)自動車メーカーなどにはもう通じるようになっている。取引先などに声を掛けていただき、社員の士気も高まっている。採用もしやすくなった。CMを見た社員の家族が喜んでくれるなど、思わぬ効果もあった」

 ――脱・ガラスではない

 「ガラスはガラスで頑張っていく。勝てる分野や地域を見極め、メリハリを付けながら強くしていく。先進国では高機能品を提供する一方、質より量の側面がある新興国で優位性が保てる地域には投資し、そうでないなら撤退もする。現にフィリピンからは撤退している」

 ――今後の抱負は

 「M&A(企業の合併・買収)も含め、この3年で集中的に投資をした。今年以降、その成果が出るだろう。長期ビジョン『2025年のありたい姿』に向けたプロセスとしては比較的順調だ。来年で現行の中期経営計画が終わる。次は30年ごろまでを見据えつつ会社のあり方を検討したい」

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