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» 2019年08月26日 10時44分 公開

変わる?夜のコンビニ ローソンは無人営業、ファミマは時短 (1/2)

 コンビニエンスストア大手で24時間営業の見直しが加速している。ローソンは深夜時間帯の売り場の無人営業実験を始め、ファミリーマートは時短営業実験への参加を呼び掛ける説明会を開催した。深刻化する人手不足で加盟店の店舗運営は限界に近づいており、24時間営業という「コンビニの原則」が変わりつつあるようだ。(日野稚子)

[産経新聞]
産経新聞

 コンビニエンスストア大手で24時間営業の見直しが加速している。ローソンは深夜時間帯の売り場の無人営業実験を始め、ファミリーマートは時短営業実験への参加を呼び掛ける説明会を開催した。深刻化する人手不足で加盟店の店舗運営は限界に近づいており、24時間営業という「コンビニの原則」が変わりつつあるようだ。(日野稚子)


ローソンが深夜の店内無人営業実験を行う「ローソン氷取沢町店」では、無人営業中にはカウンターはカーテンで閉じられる=23日、横浜市磯子区(日野稚子撮影)

 「将来的な水平展開を本部が本気で考えている。コンビニ業界が変わるかもしれない」。ローソン初となる深夜の無人営業実験が始まった23日未明。実験店舗となった横浜市磯子区の「ローソン氷取沢町店」のオーナーはこう話す。

 実験は、夜間の店の売り場に店員がいないコンビニで営業が成り立つのか、客側の反応や収益、店舗運営などを検証するのが目的。客数は減るものの従業員確保が困難な午前0〜5時の省人化につなげる。

 実験店舗は同社のスマートフォンアプリへの事前登録や入り口に設置したインターフォンのカメラで顔を撮影しないと入店できず、決済は客がバーコードを読み取って支払うセルフレジで行う。売り上げの半分はタバコと酒だが取り扱えず、レジカウンターや酒の陳列ケースにカバーを掛けて営業する。バックヤードには店員1人を配置した。

 様子を“見学”しに来たコンビニ加盟店勤務の40代男性は「クレームが出そうだが人手不足だし現場にとって良さそう」、知らずに来店した女子大学生(20)は「店員がいない無人は安全面に不安」と言う。

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