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» 2019年10月29日 10時10分 公開

東京モーターショーがテーマパークへ変貌 100万人来場のカギ握る親子連れ (1/3)

見どころの一つは、従来の自動車見本市から、「親子で楽しめるテーマパーク」へと大きく舵を切ったことだ。

[SankeiBiz]
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 10月25日から一般公開が始まった第46回東京モーターショー。見どころの一つは、従来の自動車見本市から、「親子で楽しめるテーマパーク」へと大きく舵を切ったことだ。コンセプトカーの展示はもちろん、近未来の日本を疑似体験できるエリアや、「キッザニア」との初コラボにより「子供たちが働く街」も出現。趣向を凝らした多種多様のブースやプログラムを用意して、100万人という大きな来場者目標を掲げた。自動車業界の枠を越えた新機軸のモーターショーを実際に体験してきた。(文・写真 大竹信生/SankeiBiz編集部)

ダイハツでコペンの組み立てを体験する男の子

 「次の青海エリアまでどうやって移動しようかな……。せっかくだから、立ち乗りのパーソナルモビリティーに試乗してみるか」

 受付で希望するモビリティーの種類を伝えると、スタッフが丁寧に操作方法を説明してくれた。3輪のEVモビリティーに乗ってレバーを押すと、青海エリアに向かってスーッと動き出した。時速4〜6km/h程度で歩行者に混じって運転してみたが、移動中は好奇の視線に晒され、少し恥ずかしい気分に…。まだまだレアな乗り物であることを実感した。

新しい試み

 今回の東京モーターショーはいろんな意味で“新機軸”だ。会場は従来の「有明エリア」に加え、新たに「青海エリア」まで拡大。2つのメイン会場を中心に、開催エリアの面積は過去最大規模となった。ショーの形態も単なるモーターショーから、モビリティーのテーマパークへと様変わり。自動車業界の枠を越えたオールインダストリー体制で「暮らし」や「街づくり」まで領域を広げるなど、「未来のモビリティー社会」のワクワク感を演出する構成になっている。中でも主催者の日本自動車工業会が新機軸として掲げたキーワードが、「体験型」と「子供」だ。冒頭の試乗の様子は、2会場を一本の道でつなぐ「オープンロード」で体験できるプログラムの一つだ。

 全長1.5kmのオープンロードは歩いて30分近くかかる。2会場の移動には3分間隔で運行する無料シャトルバスや、ゆりかもめで「東京ビッグサイト駅−青海駅」を移動するという手もあるが、上天気であれば近未来を感じさせる乗り物にぜひ試乗してほしい。3輪スクーターと車が合体したような小型モビリティー「i-ROAD」にも試乗したが、こちらもかなり不思議な乗り物だった。一見バランスが悪そうだが、カーブで思いっきり車体を内側に傾けても倒れる気配はない。傾けすぎるとハンドルが振動して警告されるのだが、車両自体は自動制御が入り、バイクのような転倒の心配もなくキビキビとカーブを駆け抜ける。これは今まで経験したことのない運転感覚だった。

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