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» 2019年12月06日 10時13分 公開

路上の障害物を数秒で通知 実用化のめど2年度にも トヨタとNTT 

高速道路の逆走といった異常な状態にある車の周知や、自動運転車両が駐車車両を早期に検知することなどにも役立てられるという。

[産経新聞]
産経新聞

 トヨタ自動車とNTTグループは5日、コネクテッドカー(インターネットでつながる車)の共同研究開発で、道路上に検知した障害物の情報を数秒で周辺の車に通知するシステムの実用化について、令和2年度内にもめどをつける考えを明らかにした。高速道路の逆走といった異常な状態にある車の周知や、自動運転車両が駐車車両を早期に検知することなどにも役立てられるという。

コネクテッドカーに関するトヨタとNTTグループの共同開発状況を説明する担当者=5日、東京都文京区

 トヨタとNTTは平成29年からコネクテッドカーに関する共同研究開発を行っている。路上の障害物検知に関する実験は30年12月〜31年3月末まで実施。ネットにつながる車がカメラで道路の障害物などを検知した場合、15秒程度で周辺の車両に通知することができたという。

 トヨタITS・コネクティッド統括部の村田賢一主査は、「いろんな処理を並列で行うように工夫した」と説明した。2年度内にこれを7秒以下に縮めることを目指す。常時7秒以下にできれば、コネクテッドカーの利用者向けのサービスとして実用化可能だとしている。サービスの提供については未定。

 また、情報を集めるセンターに500万台相当の車両データを送って負荷をかけながら、実際に走行する車とデータのやり取りができることも確かめた。

 トヨタは昨年6月、全ての新型車に原則として専用通信機(DCM)を搭載する方針を打ち出した。コネクテッドカーの増大に対応するため、通信インフラを握るNTTと共同で、車から膨大なデータを集めて処理する基盤づくりに着手している。

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